| 私の経歴を見られた方は |
| 「なぜ、SEから森林組合で山仕事してたのですか。」 |
| と良く聞かれます。 |
| 「崩れゆく自然を自分の手で何とかしたい。」 |
| という気持ちはたしかに有りましたが、それ以上に都会での生活に疑問を持ち |
| 始めていたのでしょう。 |
| 郊外から満員の電車に乗り込み1時間以上の時間を掛けて通勤して、一年 |
| 中空調の効いた部屋でモニターに向かう、窓から見えるのは隣のビル、重い |
| アタッシュケースに資料を詰めて一歩外に出ると、夏はアスファルトの照り返 |
| しと空調から吐き出される熱風。 |
| 繁華街で飲み歩いても何か満たされないモノが心の中で引っ掛かっていまし |
| た。どこかで人間らしさを求めていたのかも知れません。 |
| 富山で生活をして都会で求めていたモノが100%得られたかは解りませんが |
| 朝目覚めてカーテンを開けると、四季折々の風景を楽しませてくれる山々が |
| 当たり前のようにそこにあります。 |
| この「当たり前」な日常の事柄が都会では特別な事なのです。 |
| 東京や大阪の都会に行きますと、そこに住んでいたときには決して感じなかった |
| であろう事があります。 |
| 都会の空気には匂いがあるんです。(どんな匂いかは、あえて言いませんが) |
| その匂いをを感じる度に都会での生活には戻れないなと想います。 |
|
|
|
|
|