PowerQueryを使って血圧手帳を作ってみた-(1)それは診察室からはじまった

(1)それは診察室からはじまった

なぜ血圧手帳を作ろうと思ったのか

定期検診でのことでした

「血圧高いですね」

そう定期検診でいわれたのは何度目だったか
持病持ちなので病院には月イチで通っている
その度に血圧を測られ毎度聞かされるこのセリフ

内科の診療を受け
手渡された
処方箋と血圧手帳

「これに朝夜2回、それぞれ2回ずつ血圧を測定して
最高血圧と最低血圧そして脈拍数を記入してください
それを次の診察時に持ってきてください」

A5サイズの手帳に表形式で
1ページに一週間分記入できるようになっている
ページの終わりには平均値を計算して記入しなきゃいけない

Excelで作っちゃえ

どうせ作るのならこのままのレイアウトで出力して
平均値も計算できるように
A5サイズだから
A4横用紙に左右2枚印刷して
真ん中で折ってもいいし、切って貼り付けてもいい

でもな、このレイアウトのままExcelへ入力すると、入力もしにくいし、集計もしにくい

素のデータの入力シートを用意してそこに計測結果を入力して蓄積して

そこから血圧手帳やグラフも作ろう

さて、何を使うか?

最初に思い浮かんだのはVBAでした
今更VBAで作るのも能がないし保守も面倒だし却下

次にピボットテーブルも考えました
集計には便利ですが、今回欲しいのは「集計表」ではなく、決められたレイアウトへの出力です

そこで思い出したのがPower Queryでした

正直なところ、それまでPower Queryは、
「Excelの便利機能」
くらいの認識しかありませんでした
しかし、この題材ならPower Queryの実力を評価するにはちょうどいい。

「データ変換エンジンとして、どこまで使えるのだろう。」

そんな興味から、この血圧手帳プロジェクトが始まりました

ここからが本題

この連載は、「血圧手帳の作り方」を紹介したいわけではありません

血圧手帳を題材にして

  • データパイプラインとは何か
  • 入力データと出力データを分離する設計
  • データ型の重要性
  • リファクタリング(関数化)の考え方
  • Power Queryをシステム開発でどう活用できるか

を、実際に作りながら紹介していきます

今回は血圧手帳という題材を使って
データ変換エンジンとしてどこまで実用になるのかを評価してみたいと思います

Power Queryを使った 血圧手帳のダウンロード

「Power Query」を使った血圧手帳の紹介

エクセルで日々の血圧を管理することができます

左右見開きで2週間分の血圧手帳を印刷することができます

動作確認は以下の環境でのみです
OS:Windows11 Pro
エクセル:Microsoft365 Apps for business、Microsoft Office Professional Plus 2019

ダウンロード

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フォルダ内には 血圧手帳_完成.xlsx と 血圧手帳_元データが格納されています

BloodPressureNotebook ( フォルダ )

  • 血圧手帳_完成.xlsx
    ( 血圧手帳の完成形PowerQuery作成済み )
  • 血圧手帳_元データ.xlsx
    ( 血圧手帳のソースデータのみ )