社名の由来

さくらシステム創業の地である南砺市城端には、あちらこちらに桜の木が点在しており、「桜坂」「桜ヶ池」と桜にちなんだ地名も多くあります。

雪と寒さを乗り越えた春に咲く桜は、温かい日差しと共に自然から与えられたご褒美のように

今年の冬もよくがんばりましたね

と、ねぎらわれているかのようで「桜」とはなんて優しく美しい樹なのかと、毎年その姿に見入ってしまいます。

沢山の桜に関する作品を残された、写真家の故東松照明さんは桜についてこう語られています。

私のいう桜の美とは、散りぎわのいさぎよさにあるのではなくて、
花一輪では概して美しくない集合の美についてである。
蘭や椿なら一輪でも鑑賞に耐える。
が、桜の場合、そうはいかない。
小さな花が寄り集まって咲き競う、そのたたずまいが美しいのである。
(写真家:東松 照明)

一年に一度花を咲かせるために風雪に耐え、春の雪解けと共に一斉に咲き競う。

一輪一輪の花は決して大きくもなく美しくもないが、小さな花が寄り集まって全体としての大きな美しい花としての集合美。

そんな「桜」のように「さくらシステム」も、桜の花一輪のように一人一人は小さくても、皆で力を合わせて困難を乗り越え力を蓄えて、全体としての大きな花を咲かせたい。

「さくらシステム」には、そんな思いが込められています。